ビートたけしの生テレビでも討論しているが。
石原都知事が言ってた。
息子がいじめられたときに喧嘩の仕方を教えた、と。

はっきり言って石原都知事は古い考え方の人間なんだろう。
でも、私も古いタイプに属すると思われる父親に育てられたからある種のシンパシーを感じる。

思い起こせば、学年一の悪ガキが悪いことに私の家のすぐ近所に住んでおり、私はしょっちゅう悪さされた。
あるときいじめられて帰ったときなどは

怒られました

いじめられたのに、家に帰っても怒られる。
泣きっ面に蜂って奴です。
ジャイアンにやられたのびたくんのようにドラえもんの安易な助けなんざありません。
父親に言われました、『男やろが。ケンカで負けんな、情けなか』と。
こんな教育をする親って今時残っているかなぁ?

で、小3か4のときにこの悪ガキと大喧嘩して一目おかれるようになった。
思春期の成長タイミングが早かったこともあって、その後は誰からもいじめられなかったなぁ…

で、何が言いたいかというと、悪ガキを律するのって限界があるんだよ。
いじめられている側が何かアクションを起こさないと。
別にケンカをしかけろ!ってわけじゃない(今は時代が変わってナイフが出てくる可能性もあるし)。
信頼できる人に相談するのもヨシ。今はインターネットがあるから上手くやって相手を社会的に封じ込めるのもヨシ。

自殺は絶対ダメですぞ。自殺した時点で負けだ。

…と思う。

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